ブックカバーの必要性
本好きも、本嫌いも、本を読むタイミングってあると思いますが、こんなこと気になりませんか?
なんとなく背表紙を見られるのが嫌だ
今後売るかもしれないので綺麗に読みたい
かといって背表紙を外して読むと、読み終わった頃には背表紙が行方不明になったり、破れたり、本そのものに傷や汚れがついたり・・・。
そこで活躍するのがブックカバー。
本屋さんで本を購入した時に無料で紙のブックカバーをつけてくれるのが割と普通。あれ、いいですよね。買った直後から読めますし。
でも、柄が好みじゃなかったり・・・。ただの紙なので使いまわして他の本に使用しようなんて思わず、気づいたときには紙のブックカバーだらけ・・・。結局捨てていました。
マイブックカバーを買おうと思っても、無料で紙のブックカバーくれるし、わざわざ2,000~3,000円払ってブックカバーも買うのも気が向かないし・・・。
でもだんだん面倒くさくなってきたのです。
毎月買う本の数がけっこうあり、溜まっていく紙ブックカバーの処理うんぬん以前に、買う度にいちいち店員さんに「カバーつけてください」って頼むことがもはや億劫。
それで頼むのを止めたんです。ところがブックカバーをもらわないとそれはそれで不便w
イーロンマスクのバカでかいハードブックの自伝買った時なんて、背表紙がイーロンマスクの顔面ですよ!?帯が少しでも上にずれるとイーロンマスクの顔が変顔になるわ、ずっとイーロンマスクに見つめられるわ、本がでかすぎて注目されるわ、こんなんブックカバーなしで地下鉄で読めるかw
「ブックカバーを選ぶ楽しさもあるのでは?」
「ブックカバーあれば買った直後に周りの目を気にせず読めるじゃん」
「どうせ買うなら本の種類や気分に合わせたブックカバー欲しいな」
「てかこんなに本読むなら一生モンのブックカバー欲しい」
とまあ、結局ブックカバーに金かけた結果、ブックカバー大好きになりました。今回はそんな私のブックカバー愛を語ります。

使ってみたら便利すぎた!ブックカバーなしは考えられません。
たかがブックカバー、されどブックカバー
私の超お気に入り、第一軍で活躍している土屋鞄のブックカバー愛を語ります。
ブックカバーを買う時のポイント
気を付けるポイントは3つあります。
【①サイズ】
本のサイズの種類だけブックカバーにも種類があります。
自分のよく読む本のサイズを参考に選びましょう。
本の厚さに合わせて調整できるものがおすすめ。
フリーサイズブックカバーというものもあり、すべての本のサイズ・厚さに対応できる万能ブックカバーもあります。いわゆる本屋さんでもらう紙のブックカバーと同じ仕組みです。本の大きさにあわせて折り、本を包んでカバーとして使用するタイプです。
【②素材】
布、紙、タイベック、フェイクレザー、本革。本当になんでもあります。
勝手な独断と偏見ですが、布はワンポイントの刺繍がついているけど落ち着いた印象、紙は本屋でもらうやつ、フェイクレザーは落ち着いた印象のビジネス感、タイベックは派手、本革は高い。といった感じ。
私はタイベック、フェイクレザー、本革を所有しています。フェイクレザーはとりあえず安いものが欲しくて購入。タイベックは数冊同時に読むことが増えた時に新書でも単行本でも対応できる万能で丈夫なものが欲しくて購入。本革は通勤時に読むのは圧倒的に文庫本が多いので毎日使える一生ものが欲しくて自分用のプレゼントとして購入。

【③形】
しおり:本に一体化しているor別になっている
しおり収納スペース:あるorない
ベロ:右or左
左側に本を挟みこみ、右側にベロがついている場合もあります。
しおり収納スペースがあるものもあるので自分好みを探してみてください。

土屋鞄とは
東京で1965年に創業したメイドインジャパンの革製バックブランド。ランドセル職人が立ち上げた工房が発祥。そのため土屋鞄といえばランドセルが有名。創業から35年後にランドセルづくりの技術を生かし大人向け製品を販売。永く使用するをコンセプトにwebサイトと各店舗でのケアサポート、アフターサポート(リペア)、使い終わったランドセルを再利用しメモリアルアイテムにするリメイク、使用しなくなった土屋鞄製品を手直ししポップアップストアで販売するリユース、という4つのサービスを展開。

革製製品の老舗!一生モノの製品が欲しい人には間違いなしですね。プレゼントにもおすすめ。というか私もランドセル欲しいwステーショナリーなどの小物も素敵な商品がたくさん!webサイトではみんなの使用している土屋鞄製品のエイジングも見れてロマン感じますよ。
土屋鞄のブックカバーお気に入りポイント
私が購入して超お気に入りのブックカバーを紹介します。
土屋鞄のトーンオイルヌメアンティック文庫カバーです。
色はブラウン。他にも色はたくさんあり!めちゃめちゃ迷います。人気だと売り切れることもあるので注意!在庫復活は割と早めな印象。入荷お知らせ設定もできるので要チェック。
なんといっても高級感!そして手触りが最高なんです。もはやブックカバーを触るために本読んでるみたいなところあります。


そしてこの一点物の特別感。本革にはシボという皺があり、一枚一枚、部分ごとに表情が違います。大きくて深いしわは首や肩、細かい粒は背中や腰、大きくて荒いのが腹や脚だそうです。本の表紙と裏表紙のシボの雰囲気が違うのわかりますか?形は他の土屋鞄商品のブックカバーは同じですが、シボの雰囲気が違うだけで、一点物という特別感があって所有欲が満たされます。


エイジングで自分だけのものになっていく唯一無二の相棒感。愛着がわきます。本の形に沿って跡がついていたり、しおりに曲がり癖がついているのもひとつの味。そして、本革は使い込むことで飴色に変化していきます。人の手が触れることで油分が染み込んで経年変化が進むためです。毎日手に取るブックカバー。本を読む時間が自分だけでなく相棒のブックカバーに深みを持たせてくれる時間になると思うと素敵じゃないですか・・・。

おわりに
正直高価です。でも買って後悔は全くしていなくて、むしろ買ってよかったと心の底から思います。
学生の時も読書が好きで休み時間はいつも一人で本を読んでいました。でも、実は一人になりたかったとか、友達とつるむのが無駄な時間な気がして嫌だったとか、色々あって一時期は仲間外れにされたりして(こんな付き合い悪い奴、そりゃそうですよねw)、「でも独りぼっちは寂しい」とか、思春期特有の葛藤がないまぜで、そんな現実から逃避するためというのがかつての読書の大きな目的でした。社会人になってから他に楽しいことがたくさんあって読書から遠ざかっていましたが、通勤時間を変えるべく再開した読書。このブックカバーに出会ったおかげで読書がもっと楽しくなって、読書というものにポジティブな気持ちで向き合えるようになりました。
そんなこんなで他にブックカバーを持ってはいるものの、お気に入り過ぎて文庫本を読む時は土屋鞄のブックカバーしか使用していません。毎日持ち歩いています。これからもこの相棒と一緒に読書ライフ楽しんでいきます!!

みなさんの相棒やおすすめがあればぜひ教えてください!
それでは、おだいじにしてください。